製箸業
わりばしについて
吉野の割箸は、明治のはじめに吉野杉で作る酒樽の材料の端材が捨てられるのを惜しんで考案されました。現在では吉野の杉・桧はその大半が建築材として使われますが、今も間伐材や端材を利用する自然を大切にする心は受け継がれています。具体的には、植林された杉や桧を建築製品等に製材した後、残った外側の利用度の少ない部分(端材)だけを利用して一本一本丁寧に加工して作られています。わりばしは、一部では森林破壊につながると考えられがちですが、実は国内資源の有効活用なのです。
また、吉野のわりばしは、防腐剤等を使用せず、杉や桧の天然の素材をそのまま使用するので、風合いもよく、また杉や桧にはそれ自体に抗菌作用(フィットンチンド)を持っているため安全といえます。
その上、使用後のわりばしや、わりばしを作る際に出来る削りくずもなどについても様々なリサイクル方法が研究されています。
間伐について
間伐材は、木の成長促進のために間引きされる木のことで、間伐した森には陽光が入り、下草が茂り、森の役割(水源・表土保全・大気浄化)が得られます。間伐が遅れると、立派な木に育たず、炭酸ガスの吸収量も落ちます。
わりばしの種類
お問い合わせ先
吉野町役場 産業観光課 木のまちプロジェクト担当
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吉野製箸工業協同組合
〒639-3434 奈良県吉野郡吉野町大字国栖100番地
TEL:(0746)36-6838
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