世界遺産とは?
1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」、いわゆる「世界遺産条約」に基づき、人類共有のかけがえのない財産として国際的に保護・保全していくことが義務付けられている遺跡や建造物、自然などのことです。
つまり、現代を生きる世界の人々が共有し、未来の世代に引き継いでいくべき人類共通の宝物であると言えるでしょう。
世界遺産は次の3つに分類することができます。
分類 | 内容 |
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文化遺産 | すぐれた普遍的価値をもつ建築物や遺跡など |
自然遺産 | すぐれた価値をもつ地形や生物、景観などを有する地域 |
複合遺産 | 文化と自然両方の要素を兼ね備えているもの |
2013年7月現在、世界遺産リストに登録された文化遺産は759件、自然遺産は193件、複合遺産は29件、合計981件です