名所・観光施設
吉野の歴史文化
奈良県のほぼ中央に位置する吉野町。
奈良県の政治経済の中心である大和盆地の南に横たわる龍門山系をひと越えすれば、そこには大台ヶ原に源を発し滔々と流れる吉野川、さらにその南には重畳たる吉野大峯の山々が控えています。そのような自然豊かな吉野は、大和盆地に都が置かれた太古の昔から、遙か東京の地に都が置かれる現代に至るまで、日本人の心を強く惹いて止みません。
人々の心を強く惹く要素は何かと問われれば、吉野には様々な要素があり、かつそれぞれが絡み合っており単純に答えることができません。ここでは、その要素のうち桜、歴史、修験道という3つの要素について簡単に説明して、吉野の奥深さを少しでも知っていただきたいと思います。
名所・施設
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吉野山エリア
日本随一の桜の名所で、世界遺産に登録されている修験道の聖地。多くの神社仏閣や旅館・民宿、お土産物店などが立ち並ぶエリアです。
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上市・吉野エリア
室町時代から商業の拠点として栄えた上市、原木市場や製材所が立ち並び、木の香りが漂う「木の町」吉野。吉野で栄えた商業と産業の歴史を感じることができるエリアです。
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龍門・中竜門エリア
吉野町の最高峰、龍門岳と津風呂湖などの広大な自然と、吉野運動公園やグランデージゴルフ倶楽部など、スポーツ施設が充実したエリアです。
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中荘・国栖エリア
古くは古事記や日本書紀、万葉集にも多く詠まれるなど古い歴史をもち、手漉き和紙や製箸業をはじめとするものづくり工房が集積する、歴史と匠の技が体感できるエリアです。