吉野宮滝野外学校
豊かな自然と歴史の中で人をはぐくみ まちづくりへ
平成19年3月に閉校した吉野町立中荘小学校を改修し、豊かな自然環境の中で体験活動を通して自主性や協調性を培い、青少年の健全な育成を図ることを目的に吉野町野外活動拠点施設を設置しました。
平成22年4月29日、一般財団法人大阪府青少年活動財団の協力で吉野宮滝野外学校として生まれ変わりました。
吉野にちなんだ町の取り組み
- 地元物品の調達
吉野宮滝野外学校に来られる方々へのもてなしとして、地元の食材や資源を活用してもらうため、住民で組織する「農(みのり)の達人」を立ち上げ、地元で取れた野菜や薪・柴を提供しています。 - 伝統工芸や地場産業等の体験
吉野町国栖地域の紙漉きや製箸などの伝統的な工芸や地場産業を体験できるプログラムを取り入れ、吉野の人達や吉野の暮らしに触れてもらう機会を提供しています。 - 歴史・自然学習
吉野宮滝野外学校のある宮滝地区周辺は、古くから万葉の里として親しまれてきました。
当施設の利用者にも吉野歴史資料館や宮滝遺跡、喜佐谷地区での蛍観察、近隣の史跡見学などといったプログラムも、吉野ならではの自然や歴史を活かした特徴の一つです。
施設紹介写真
宿泊室
「教室で泊まろう!」をコンセプトに、黒板や棚なども残した形で改装。吉野杉の香りが漂う畳敷きの二段ベッドは、大人でものびのびと休むことができるゆったりサイズ。エアコンも完備されています。1階、2階ともに8人部屋が6室あります。
多目的ホール(食堂)
最大120名が、研修室や食堂として多目的に利用することができます。可動式のパーテーションで間仕切り、複数の研修会場としてもお使いいただけ、エアコンも完備されています。
関連リンク
吉野宮滝野外学校ホームページ http://yso-yoshinomiyataki.jp/
一般財団法人大阪府青少年活動財団の吉野宮滝野外学校でのプログラムは、地元、中荘地区のみならず吉野町全体の活性化に繋がりつつあります。
平成22年度には、およそ5千人の方にご利用頂きました。本格稼動となる平成23年度以降は年間1万人の利用者が見込まれており、吉野の豊かな自然と歴史の中での活動は、利用者にとって生涯の思い出になると思います。今後は、吉野山の桜、夏の吉野川、釣りのメッカ津風呂湖と、多くの皆さんが吉野を訪れてくれることに大いに期待するところです。
皆さんのご利用を、心よりお待ちしております。
施設のご利用や設備についての詳細は、一般財団法人大阪府青少年活動財団 吉野宮滝野外学校のホームページをご覧下さい。